松本の七夕は、月遅れの8月7日に行います。
(他にも、ひな祭り、端午の節句も月遅れです)
七夕人形を軒先に飾ります。
↑ 和紙でできた紙雛形式の七夕人形で、これはいわゆる流し雛ではなく、毎年飾るものです。
50cm以上ある大きい物から小さい物まで、いろいろな大きさがあります。
七夕人形に、季節の野菜や果物をお供えしたり、ほうとうをお供えして食べる習慣があるそうです。
ほうとうは、平たい麺にあんこやきな粉をまぶしたもので、その年にとれた小麦や小豆を使って作るのが習わしだそうです。
山梨県のほうとうとは異なりますね…
七夕人形を飾る地域は、松本市、塩尻市の平坦地、東山の一部、安曇野市や大町市、北安曇郡南部の一帯に多いそうです。
松本市では、人がた形式、流し雛形式、着物掛け形式、紙雛形式の4種類の七夕人形がありましたが、人がた形式、流し雛形式は現在ではなくなってしまっているとのことです。
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